変形性膝関節症

症状

初期段階では、立ち上がりや歩き始めなど動き始めのときに膝に違和感が生じます。

それから、正座・長時間の歩行・階段昇降など膝の負担が大きい動作で痛みを感じるようになります。

さらに症状が進むと、歩くだけで痛みが生じたり、何もしていなくても痛みが生じるもあります。

病態と原因

膝の軟骨がすり減り、関節の中や周辺で、滑膜や靭帯が炎症を起こしたり、軟骨を支える骨の損傷や痛みが生じます。

長年の負荷、肥満、過去の外傷が原因となっております。

治療方法

初期の症状では、鎮痛剤や外用薬を処方したり、膝関節注射を行います。

また、太ももの筋力強化などのリハビリテーションや膝を温めたりする温熱療法を行います。

足底板や膝サポーターを作成することもあります。